呼吸器内科

診療科・部門のご案内

ご挨拶

当科では気管支、肺など呼吸に関わる臓器の病気を専門的に扱っております。長引く咳、夜中にひどくなる咳、特定の時間や季節になると咳がひどくなるなどの症状があると、アレルギー性の咳の可能性が高くなります。しつこい痰、色のついた痰がある場合には慢性気道炎症や、特に喫煙の習慣のある方によっては慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺がんなどの症状の可能性があります。いずれの場合も慢性的に生活の質(QOL)を損なう疾患が隠れている可能性があり、早期の診断と適切な治療(管理)が必要と考えます。禁煙やアレルゲンのばく露からの回避など生活環境の改善をサポートするとともに、呼吸器疾患に対する検査、治療を行っております。

診療内容・特色

呼吸器疾患を対象として、common diseaseである気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、睡眠時無呼吸症候群患者さんを中心に診療を行っております。当科外来では問診から身体診察、胸部レントゲン検査、胸部CT画像検査、血液検査、呼吸機能検査などの諸検査を行いながら、診断、加療を行っております。咳の原因となるアレルゲンを特定しアレルゲンのばく露から回避できるよう生活環境の改善をサポート、吸入薬をはじめとした気管支喘息のコントロールを図っております。長年の喫煙歴があり坂道や階段をのぼるときに息切れが出てきているなど、慢性閉塞性肺疾患患者に対して吸入薬の調整と禁煙指導を行っております。睡眠時のいびき、無呼吸が出現する場合には、外来で夜間睡眠時簡易検査と精密検査としては一泊入院で睡眠時ポリソムノグラフィーの検査を行い睡眠時無呼吸症候群の診断を図り、CPAP療法(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)の管理など行っております。また間質性肺炎・肺線維症や肺がんなどの疾患についても専門的な精査、加療が必要な場合には、近隣のより高次の呼吸器専門機関へ紹介し密に連携を図っております。

主な疾患

慢性閉塞性肺疾患(COPD)と気管支喘息

COPDと気管支喘息は罹患率の非常に高い慢性の呼吸器疾患です。COPDは喫煙や職業性に粉じんの吸入ばく露などにより慢性の咳、痰、呼吸困難をきたす疾患です。気管支喘息の治療は、近年吸入ステロイドの治療の普及により飛躍的な進歩を遂げましたが、一方で薬を不適切に使用したり自己管理を怠ったりすると悪化します。当科外来では早期の診断と適切な治療(管理)を心がけております。

外来担当医表

午前

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担当医

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診療実績

外来延患者数 外来1日平均患者数 入院患者延人数
(24時+退院)
1日平均患者数 平均在院日数
(一般病棟)
516 10.5

一般の患者さん

(初めて受診する方)

医療関係者の方

(患者さんの紹介について)

診療時間

外来担当表

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