眼科

診療科・部門のご案内

ご挨拶

理事長・院長

大石 麻利子

真星病院の眼科は病院開設以来40年余りにわたり、小児から高齢のかたまで身近な病気から難治性の病気まで治療を行ってまいりました。特に、この10年間は神戸大学病院からの非常勤医師の協力も得、網膜と硝子体に関する手術を含めた加療、緑内障外来を行っております。火曜日以外の平日(月、水、木、金曜日の全日)と全土曜日の午前、そして第2と第3日曜日の午前も祝祭日を除いて毎日外来診察を行っております。待ち時間を少しでも短くするために予約の方を優先に診させていただくように致しておりますので、申し訳ございませんが病状により、即日に、お受けできないこともあります。どうぞご了承くださいませ。

診療内容・特色

概ね、全ての眼科的な病気に対し診察治療を行っていますが、当院にて対応困難な検査や治療に関しては、更に高度な医療機関にご紹介させて頂いております。そして、ご紹介を頂いたかかりつけの医療機関様とは常に連携を取らせていただき、当院での加療が終了後、ご紹介頂いた先生のもとでの診察、加療を継続していただけるように致したいと存じます。

主な疾患

当院での主な加療疾患

  1. 近視、遠視、乱視等の小児の視力低下
  2. 白内障 (両眼同日手術も可)
  3. 緑内障 (入院手術加療も可)
  4. 糖尿病による眼合併症
  5. 網膜剥離、網膜裂孔、加齢黄変性を含む黄部疾患、硝子体疾患
  6. 眼瞼下垂、麦粒腫、霰粒腫など瞼の疾患
  7. 翼状片や角膜の炎症や外傷等

外来での診察、治療だけではなく重症なかた、通院困難なかたは入院にて加療をすることができます。

真星病院では糖尿病に対する専門治療とし、糖尿病センターと腎、透析センターがあります。 糖尿病による眼合併症(網膜症、白内障、緑内障 角膜疾患等)に対しても、各専門医と共に食事指導や薬に対する指導やフットケア等糖尿病療養指導士のスタッフが対応し身体全体を治療していきます。特に眼合併症として網膜症は網膜光凝固や黄浮腫に対する硝子体内注射や硝子体手術など、最先端の治療を行っています。

眼科手術について

当院では週2回、白内障手術や硝子体手術などの眼科手術を行っております。 白内障手術は日帰り手術、1泊2日の入院手術の両方に対応しています。 眼科手術は対象が細かく、非常に繊細な動きが求められるため手術顕微鏡には光学機器メーカーとして定評のあるドイツのカールツァイス社「Lumena 700」を導入しています。低照度で眼への負担が少なく、より細部まで観察できる同顕微鏡は安全かつスムーズな手術に寄与します。 手術は経験豊富なドクターとスタッフが協同で行っております。 眼のお悩み、手術のご相談など、何でもお気軽にお問い合わせ下さい。

最新画像診断機器『Mirante』を導入しました

通常の眼底撮影だけでなく、無散瞳にて短時間で広範囲の眼底を観察・診断することができる為、従来の散瞳型眼底カメラよりも患者様の負担を軽減することができます。

また、広範囲の網膜断層像や眼底の血流障害の観察など色々な検査もすることができる為、様々な疾患の早期発見や診断が可能です。

症状

打撲により眼内レンズの硝子体内への落下があった方です



落下により視力は0.02に低下

(Miranteによる眼球下方の撮影)


落下レンズを逢着し術後視力が0.9に回復

(Miranteによる広角撮影)

眼科で用いるレーザ治療機器『NAVILAS』

自動追尾システムにより網膜光凝固を行うことができます。 網膜光凝固術では術中の意図しない眼の動きにより狙いとは違う場所にレーザの照射を受けてしまう危険性がゼロではありません。 NAVILASではコンピュータで眼の動きを判断する自動追尾(オートトラッキング)機能をはじめ様々な機能が用意されている為、より安全かつ正確な治療を行うことができ、積極的な治療が可能です。

症状

MiranteとNAVILASの組み合わせで網膜周辺部の裂孔や剥離に対し、
迅速正確にレーザ治療ができるようになりました。



NAVILASによる糖尿病網膜症に対する
網膜全周へのレーザ光凝固術痕

(Miranteによる広角撮影)


NAVILASによるレーザ光凝固術痕

(Miranteによるパノラマ撮影)

当科で可能な検査



光学的眼軸長測定

レーザーを利用して非接触の状態で眼軸長を測定します。
白内障手術で用いる眼内レンズの度数合わせなどに使用します。


静的量的視野検査
(ハンフリー自動視野計)


視野の中心部を測定します。緑内障や視神経疾患などの早期発見・病態把握に有用です。


動的量的視野検査
(ゴールドマン視野計)


広範囲の視野を測定します。
緑内障や脳疾患などの病態把握に有用です。


字づまり視力検査

患者様に合わせ、字ひとつ検査、字づまり検査を選択することができます。また、絵指標なども表示させることができるので、小児の検査も可能です。

当院では5名の視能訓練士が在籍しています

当院では5名の視能訓練士が在籍しており、一般検査はもちろん、斜視や弱視の検査および視能訓練を行っています。

医師紹介

  • 大石 麻利子

    大石 麻利子おおいし まりこ

    役職 理事長・院長
    認定資格
    • 日本眼科学会認定専門医
    • 日本緑内障学会会員
    ひとこと

    日本人の40歳以上の方の20人に1人は緑内障になっていると言われています。早期に発見し適切な治療を継続し大切な目をずっと一緒に守っていきましょう。

  • 今井 尚徳いまい ひさのり

    ひとこと

    普段は神戸大学医学部附属病院眼科にて診療に従事しております。
    週1回(金曜日)、真星病院にて網膜硝子体疾患の診療を行っております。
    北神地区の患者様のお役に立てるよう眼科診療を行いたいと考えております。

  • 坂本 麻里

    坂本 麻里さかもと まり

    ひとこと

    神戸大学で緑内障診療に従事しております。緑内障の患者様の目を少しでも守れるよう、治療に取り組んで参ります。

  • 梶田 鉄平

    梶田 鉄平かじた てっぺい

    認定資格

    日本眼科学会認定専門医

    ひとこと

    患者様の不安を少しでも和らげれる様な診察・治療を心掛けています。

外来担当医表

午前

診察室
6診

大石(麻)

大石(麻)

大石(麻)

今井

大石(麻)

大石(麻)
(第2週)
(第3週は代診)

梶田

梶田

午後

診察室
6診

大石(麻)

大石(麻)

大石(麻)

大石(麻)
(第1、3、4、5週)

梶田

坂本

梶田

診療実績

外来延患者数 外来1日平均患者数 入院患者延人数
(24時+退院)
1日平均患者数 平均在院日数
(一般病棟)
19117 55.4 809 2.2 3

一般の患者さん

(初めて受診する方)

医療関係者の方

(患者さんの紹介について)

診療時間

外来担当表

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