病院紹介のページ

医療法人社団 まほし会 真星病院

阪神大震災にみまわれた神戸市の北部、北区のおへそにあたるところに、私たちの病院は位置しています。六甲山の山のふところに抱かれた有馬温泉に向かう山岳鉄道に沿って新興住宅地が散在し、のどかな農村が神戸や大阪へ通勤する方々のベッドタウンとなっています。このような中に星好きの前院長は宇宙の中央で輝く星という意味で、真星(まほし)という大それた名前の病院を建てました。それは患者様がそうあって欲しいと願う、あらまほし医療を実践する場という想いも込められて名付けられました。夫である前院長が脳内出血のために46歳で急逝した後、眼科医の私(現院長)に課せられた荷物はあまりにも重たいものでした。しかし地域に根ざした医療は何か、私共の病院がお役に立てることは何なのかを見直すよい機会となりました。そして病院を再建するうちに私共が目指すものが見えてまいりました。それが次に掲げます理念と7つの方針です。

真星病院の理念

 患者様とその家族の方々の立場になり、職員全てが協力し、信頼される医療を通して、地域社会に貢献すると共に生き甲斐ある職場を創造する。

方針

@ 住民の健康を担う。 (公共性の追求)
A 健康の維持に積極的に対処する。 (公益性の追求)
B 地域の住民に存在価値を認めて貰う。 (社会性の追求)
C 新しい医療技術を習得し、活用を図る。 (成長性の追及)
D さらに能率の向上を図り、効率を高める。 (生産性の追求)
E 病院の維持・発展させる為に必要な利益 を上げる。 (利益性の追求)
F その為に、経費を掛け過ぎないように節約を図る。 (経済性の追求)

真星病院 患者憲章

  1. いつでも真星病院において出来うる限り最良の医療を受ける権利を有す。
  2. 必要あれば他医療機関及び施設への紹介を受ける権利を有す。
  3. 御本人及び御家族の受けている医療に関し納得のいく説明を求める権利を有す。

病院活動

糖尿病への取り組み

 2007年に日本人の人口がピークを迎えた時、疾病の80%が生活習慣病になるといわれています。その中の糖尿病に対して内科医を中心に看護師、栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士たちがプロジェクトチームを作り、それぞれの患者に合わせた治療法を患者様と一緒に考え実践していけるようになりつつあります。重要な合併症に対しては眼科医の私の関与することも多く、透析施設やリハビリ施設と共に院内全科で対応し、より各科の連絡を密にしていきたいと思っています。

ケアミックスの病棟づくり

 地震のために病棟の天井の隙間から青空が見え配管設備も損壊したのを機に改築し、救急や各種外科、整形外科、眼科の手術などの急性期の治療病棟と、長期の入院療養が必要なかたのための療養病棟の両方を併せ持ったケアミックスの病院に致しました。また、退院後も自宅で介護できる在宅診療、訪問看護は24時間体制で北区全域にわたっています。

健康院づくり

 私共の病院には『真星健康友の会』なる患者様の組織があり、年2回春と秋の日帰りバス旅行や健康を維持増進するための講演会を主催してくださっています。旅行には職員も同行し、車椅子や酸素ボンベを積み込み、一番歩みの遅い方にあわせたユックリ旅行です。喘息のかたも杖のかたも毎年常連になっておられます。講演会には地元の救急隊のかたもお招きして、病院内のドクターに講演をお願いしています。とりわけ1999年は日野原重明先生にもおいで頂き、大講演会を開催することができました。また管理栄養士が主役の長寿食パーティーと銘打ったバイキング方式の食事会は、カロリー表示をした料理を、好きなようにとって召し上がって頂きながら、高血圧や糖尿病の勉強をして頂くというもので、好評です。

バリアフリーの地域づくり 

 昨年、日本では介護のために仕事を辞める人が増加し、女性が9万人、男性が1万人介護離職したということです。その上、少子化が進み、家族を養うべき労働人口が減少しつつあります。ヤングオールドと呼ばれる方たちが、その現状を打開する大きなパワーになることを、私たちの病院のボランティア「まひるのほしの会」のかたがたは実証してくださっています。昨年から院内で開講したホームヘルパーの3級や2級の研修を終了した方たちが、折角勉強したことを役に立てようと組織してくださったグループです。日中、高齢者の方々をお預かりして、リハビリを中心にお世話をさせて頂くディケアでは、院内併設の保育園の子供たちと共に、強力な助っ人になり励ましてくださっています。そして今年から始めた病児保育「エンジェルさんのおうち」は、このボランティアの方たちの善意で運営されています。神戸市は財政難のため補助金が出せないとのことですが、まず私たちが動き出し、そして行政も変えていく意気込みで臨んでくださっています。労働人口の一役を担い高齢化社会を支えていく貴重な力となる女性が、安心して生み育て働けるように、そして来る21世紀を託する子供達が健やかに成長できるように、側面から応援していくことができたらと思っています。

復興する町とともに

 阪神大震災で失ったものは、かけがえのない命をはじめ多くの財産でしたが、得たものも多くありました。その1つは支え合い助け合う精神でした。地域のあちこちに作られた仮設住宅での炊き出しや慰問や見回りなど、行政のお仕着せではない地域住民の中から生まれたものです。ピーク時に4万6千世帯以上あった仮設住宅が兵庫県全域で今や18世帯になり、それも1999年内にはすべて移転先が決まり解消のめどが立ったようです。地震後、復興する町は前院長が亡くなった後の病院再建とも重なり、私共に新たな湧き出る力を与えてくれます。数々の困難に職員たちが力を合わせて乗りきってきてくれたことに感謝するとともに、守り育ててくださった地域の皆様に、開かれた病院として、これからもお役に立てさせて頂くことができましたら院長として何よりの悦びです。そして私達が得ることができた助け合いの精神こそが、年齢や職域を越えてバリアフリー、開かれた皆さんの病院、あらまほし医療のできる病院のバックボーンであると信じています。

職場風土改革促進事業への取り組み

 昨今、少子高齢化が進む中、職員が生涯を通じて充実した職業生活を営むため、仕事と育児や介護とを両立させつつ、その能力や経験を生かすことができる環境を整備することが、企業、事業主に求められています。
当院は、財団法人21世紀職業財団※より「職場風土改革促進事業主」に指定され、仕事と家庭の両立支援を計画的に推進しています。
「職場風土改革促進事業主」とは、両立支援を推進するため、両立支援制度(育児休業・介護休業等々)を職員が気兼ねなく利用することができる職場環境整備を、計画的に行う事業主です。
当院は職員が仕事と家庭生活を両立しながら、その能力を十分発揮する為の環境整備を行うとともに、仕事と家庭生活の調和された「ワークライフバランス」を目指し、職場環境の整備に努めてまいります。
※財団法人21世紀職業財団とは:「育児休業、介護休業等、育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」に基づく厚生労働省の指定法人として、労働者の職業生活と家庭生活の両立を支援する事業を実施しています。

「真星(まほし)」の由来

 「まほし」は、そうあってほしいとの願いや希望を表す「あら、まほし」からで、漢字「真星」は、「地域の中でひときわ輝く真の星のような病院でありたい。」という願いから来ています。
 医療を必要とする方々の理想の病院になるようにと、願いを込めて名付けられました。

真星病院の標語

 正面玄関アーケードには、ラテン語で「ad astra per aspera(アド アストラ ペル アスペラ)」と書かれています。これは、ドン・キ・ホーテの一節にある「万難排して星までも」の意味で、アメリカ・カンサス州の標語にもなっています。
 万難排して星までも、あらまほし医療をめざします。

真星病院のマーク   

病床数

174床  一般:66床 (うち亜急性期:10床) 医療療養:108床

診療科目

外科 内科 糖尿病内科 循環器外科 循環器内科 整形外科 泌尿器科 人工透析内科 小児科 眼科(コンタクトレンズ取扱い) 老年内科 消化器内科 胃腸内科 消化器外科 肛門外科 リウマチ科 放射線科 リハビリテーション科  (人間ドック 在宅医療 老人ディケア)
各診察時間は、変更・休診することがありますので、お電話にてお問い合わせください。TEL(078)-582-0111


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